肛門疾患

sympton

こんな症状が出たら?

肛門疾患の主な症状としては「出血・脱出・疼痛」等があります。
(下記の病気はあくまでも参考までにご覧下さい。)

出血

真っ赤 痔核 裂肛 直腸ポリープ 直腸癌 等
赤黒い 大腸疾患(大腸癌 潰瘍性大腸炎 クローン病
虚血性大腸炎等)
黒い 上部消化管(胃潰瘍 十二指腸潰瘍 胃癌等)
走り出るように、ポタポタ 内痔核
ペーパーにつく程度  内痔核 裂肛 脱肛

脱出

柔らかい 内痔核 皮垂(皮膚の弛み)
硬い 肛門ポリープ 大腸ポリープ
拳大に出る 直腸脱

疼痛

排便時 排便後も痛い 裂肛
脱出している 嵌頓性脱肛(痔核が脱出ままになっている状態)
熱を伴っている 肛門周囲膿瘍(痔瘻)
硬結 血栓性外痔核
膿が出ている 痔瘻

肛門疾患の診察について

肛門の診察は、決して特別なものではありません。
当院では患者様の安心を第一に、プライバシーに十分配慮し、できるだけ負担の少ない方法で診察を行っています。
「気になるけれど受診するのが不安」という方も、どうぞお気軽にご相談ください。

診察時の体位について

痔疾患の体位イラスト

当院では、患者様の負担が少ない左側臥位(さそくがい)で診察を行っています。

これは、体を左側に向けて横になり、膝を軽く曲げる姿勢です。
体の露出は最小限で済み、恥ずかしさや緊張感をやわらげることができます。